2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2005年ベスト??

基本的には2005年に入って初めて観た映画、約120本中、 個人的に「もう一回、映画館で観たい!」と思わせる作品達。 (もう二回観ているモノもあるが・・・) 別に10本という訳ではない。順位もつけない。 大凡観た順番で記載してある。 一口に映画といっ…

120.『四季・ユートピアノ』(再)  NHK録画

もし墓場まで持ってゆく映画を10本選べと言われたら、 その内の一本になるであろう映画。 友人がDVD化してくれたのを パソコンでファミレスで観始めたら、 止められず最後まで観てしまう。 佐々木昭一郎は孤高の作家だ。 彼の作品はNHK特集などで何度か放映…

119.『奥さまは魔女』 DVDレンタル

これも資料として観る。 こちらは今年公開されたノーラ・エフロン版である。 (脚本家としては『恋人たちの予感』。 その他『めぐり逢えたら』等の脚本、演出) ノーラ・エフロンは確実に巧くなってますねー。 後半ちょっとダレる部分もあるけど、 良質なロ…

118.『疾走』  シネスイッチ銀座

SABUの映画を観るのは初めて。 ちょっと気になっていたのだが、 なかなか機会がなかった。 だが、コピーの「誰か一緒に生きてください。」 に惹き付けられて観に行く。良い映画だった、と思う。 脚本が少し「理屈」で作っていて、言葉に寄りかかっている感じ…

117.『ロバと王女』(再) Bunkamura ル・シネマ

もう10年くらい前にNHKの3ch. か何かで観た記憶がある。 一体どこの二番館から見つけてきたの? と言ってしまいたくなる様な汚いプリントで、 テレビで観ていたのに、フィルムが切れるんじゃないか?とさえ思った程だ。 でも今回は「デジタルリマスター」版…

『キングコング』他

115.『セルラー』 DVDレンタル 人のススメもあってレンタルして観る。 つまらなくはないのだが、前半アラが目立ったかな。 特に主人公の行動原理がイマイチ分らない。 116.『キングコング』 T-JOY大泉 『キングコング』をリメイクする、という事は映画史に関…

114.『奥サマは魔女』 DVDレンタル

ちょっと資料として観ました。 これは数年前に作られたフランス版。 ヴァネッサ・パラディ、無理あるかも?? ジャン・レノはともかく、 ジャンヌ・モローまで出てるとは思わなかった・・・そういえば、江口寿史がイメージイラスト描いてました。

113.『東京ゾンビ』 シネセゾン渋谷

関係者がいる事もあって観に行ったのだが、 純粋に映画として面白かった。 この映画は一言で言うと「肉体」の映画だ。 柔術という格闘技を持って世界と対峙する男2人の物語だ。 そこの所を監督の佐藤佐吉(犬童一心、三池崇史作品の脚本等) は良くわかって…

112.『ビッグ・フィッシュ』(再) WOWOW録画

この所連続して作品を撮っているティム・バートン。 久しぶりに観たいなーと思っていたら、WOWOWでやってくれたので再見。 そうは言っても去年観たの映画ではあるのだが・・・ ま、正直かったるい部分もあるし、一つ一つのシークエンスが 巧く繋がっていない…

111.『ある子供』 恵比寿ガーデンシネマ

若い2人のカップル。そしてその周辺の人々。 その仕草、その表情、その行動・・・ その全てが「生きている」。 このキャラクター達は映画の枠を越えて、 実生活者として「生きている」実感がある。 それだけでも並の作品ではないと思う。 真摯に映画に向き…

109.『夢の島少女』(再) 他

109.『夢の島少女』 NHK録画 別に決めている訳ではないのだが、 タイトルも示す通りこのブログは 一応映画の感想サイトです。 だから厳密に言うと、この作品は映画ではなく 「テレビドラマ」なのだが、今の監督世代に多くの影響を与えた 佐々木昭一郎作品は…

108.『大停電の夜に』 シネマ・メディアージュ

宇津井健が出てましたね。 なんとなく親父を思い出しました。いや、別にあれほど美男 という訳ではないのですが、歳とった人って何となく共通し た物があるではないですか? たまには顔出してみますか・・・ え、映画の感想? だって、だってだってだってだ…

107.『Jの悲劇』 シャンテ・シネ

『ノッティングヒルの恋人』や『チェンジング・レーン』の監督、 ロジャー・ミッチェルの新作。 演出は手堅く、ベテランの手腕が見れると思うのだが、 いかんせん脚本がイマイチ・・・ こういうストーカー物の場合、被害者の視点だけでなく、 ストーカーのキ…

105.『ALWAYS 三丁目の夕日』 吉祥寺

技術的な事を言えば文句の付けようがないくらい良く出来ている。 だが、この映画はそのVFXが象徴している様に全てが絵空事なのだ。 もちろん映画は元々が絵空事だ。それは充分承知している。 全てのフィクションは「真っ赤な嘘」で真実を表現する事だ。 それ…