2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

26.『ペルセポリス』 バウスシアター

バウスシアターでは月曜日には男性は1,000円で映画が観れます。いや、別にバウスシアターの回し者ではありませんが、いつも御世話になってます^^ という訳であまり乗り気がしなかったのですが、観てきました。というのも最近アニメが詰らないなー、ってず…

(再)『イゴールの約束』 WOWOW録画

ほぼ10年ぶりくらいに観直したが、そのシンプルさ、巧みさに今更ながら打たれた。 この映画はダルデンヌ兄弟の作品に共通して描かれる「贖罪」がメインテーマだが、単にそこに留まらない広がりを持っている。この映画で描かれる「国境」「愛情」「宗教」の…

24.『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』

正直、ドキュメンタリーとしてはイマイチだけど、最近趣味で写真をやっている事もあって、観に行きました。 でも一人の芸術家の人生としてはなかなか面白いと思う。なにしろこの映画を観て初めて知ったのだが、アニー・リーボヴィッツってあのスーザン・ソン…

20.『かつて、ノルマンディーで』 銀座テアトルシネマ

豚の誕生シーンから始まるこの映画は、「生」と「死」についての映画だ、といってもあながち間違いではないだろう。 ニコラ・フィリベールはかつて自分がスタッフとして関わった映画『私、ピエール・リヴィエールは母と妹と弟を殺害した』のキャスト達を訪ね…

14.『行け!ラペビー』 銀座テアトルシネマ

『動物、動物たち』を観に行って併映だったので、何の予備知識もなく観たのだが、何と自転車選手のドキュメンタリーだったので嬉しくなってしまった。第31回ツール・ド・フランス個人総合優勝のロジェ・ラペビーの晩年についての短編。日本公開が88年だそう…

11.『アメリカン・ギャングスター』 吉祥寺東亜興行

映画の登場人物達は「役割」を生きている。「善玉」と「悪玉」、「男」と「女」という具合にお互いがお互いを補完し、必要とされる「鏡」として存在している。 この映画の場合もそれは同じなのだが、この主人公2人の在り方が現代的だな、と感じるのはその役…