113.『東京ゾンビ』 シネセゾン渋谷

IMAO2005-12-15

関係者がいる事もあって観に行ったのだが、
純粋に映画として面白かった。
この映画は一言で言うと「肉体」の映画だ。
柔術という格闘技を持って世界と対峙する男2人の物語だ。
そこの所を監督の佐藤佐吉犬童一心三池崇史作品の脚本等)
は良くわかっていて、浅野忠信哀川翔の2人の柔術シーン
には妥協がない。
俳優とはやはり「肉体」の表現者でなければならないのだ。
そういう意味で発見だったのは、
この映画が多分初メジャーデビューとなる奥田恵梨華
この人は確か平井堅の『瞳をとじて』のPVとかに出ていた人だと思う。
あの時も良い芝居が出来る人かも?と思っていたが、今回もなかなか
体当たりで良かったです。実際はかなり不思議ちゃんらしい。
何はともあれ映画館は平日昼間にも関わらず、若い人を中心に
結構入っていました。