112.『ビッグ・フィッシュ』(再) WOWOW録画

この所連続して作品を撮っているティム・バートン
久しぶりに観たいなーと思っていたら、WOWOWでやってくれたので再見。
そうは言っても去年観たの映画ではあるのだが・・・


ま、正直かったるい部分もあるし、一つ一つのシークエンスが
巧く繋がっていない様な部分もあるのだが、
それでもラストまで観ると納得してしまう。っていうか泣きますよ、
このラストは!
人生にはフィクションが必要なのだ、そして人生そのものが物語なのだ、
という非常にティム・バートン風なテーマ。
それをティム・バートンにしては抑制した演出で見せている。


良い所がたくさんあるのだが、個人的にはジェシカ・ラング
僕が一番最初に観た洋画はジョン・ギラーミン版『キングコング』('76)。
あの作品に出ていたジェシカ・ラングで「映画のセクシュアリティー」
に目覚めてしまった、という人を何人も知ってます。
かく言う僕もその一人。
この『ビック・フィッシュ』のジェシカ・ラングを観ると
さすがに年月の重さを感じるのですが、可愛いおばさんになっていて、
それまた感慨もひとしおであります。
しかし、今ネット検索して知ったのだが、『キングコング』の時に既に
一児の母だったそうな!それまたビックリ・・・やはり女は強し。