18.『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』 吉祥寺東亜興行

IMAO2007-02-15

「戦国よりも幕末よりもハイテンションなあの時代へー!!」というのがこの映画のコピーだが、その割には全体的にローテンション。
画がイマイチ引けてない(映画の画じゃない)、編集のリズムがワンテンポずれてる、とか、要するにバブル期に散々儲けてそのままバブルボケしたオヤジ達が作った映画なので、結局テンションがオヤジなんですね。必死でバブル時期を再現しているは判るのだが、懐かしさよりも痛々しさが目立ってしまって・・・・・それでも、これが史上初となる筈の広末の水着姿が見れたり(でも競泳用)、吹石一恵のボディコン姿が拝めたり(似合い過ぎて笑えない)するのだから、それはそれで美味しいのか?
でも、この映画には結局何のバブル期に対する反省点もなければ、教訓も感じない。結局作っている人達がアソコ(適当なテレビ局の名前を入れて下さい)だったり、アソコ(適当な代理店の名前を)だったりするのだから、いちいち反省してたら前に進めないのだろう。というよりそんな反省をしない人達がそういう所に集まるのか?