19.『リトル・ミス・サンシャイン』 ユナイテッドシネマ豊洲

IMAO2007-03-02

面白いですね。素直にそう思います。お手軽だけど、ちょっと考えさせられもして、でも足取り軽く映画館から帰れる、そんな映画。キャスティングが素晴らしいのですが、やはり個人的にはトニー・コレット!この女優さん本当に上手。最初の方で自殺未遂の弟を自宅に連れてくるシーンがある。自分の家だから、すこし位置がずれている椅子をお尻でチョンと押して直したりする。そういうの見るとアチラの俳優さんのさりげない巧さっていうのを感じるなー。
でもまあ何かこの映画に現代性を感じるか?と言われるとちょっと辛いかも。今「家庭」って変化の時期に来ていると思う。そこいらをもっとエグる様な映画を観てみたい気もするのは僕だけかしらん?そういう意味ではもっと毒があっても良いと思ったけど、そこいらは好みの問題かもね。