72.『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』 シアターN

IMAO2008-08-27

一番映画を感じたのは、主人公の女の子が、ボーガンを持ってジェットコースターの線路に立っているあの引き画。なんだかあそこはフレーム・インの仕方といい、サイズといい、非常に「ショット」を感じたなー。その後、女の子の正面にカメラがまわって、背景にジェットコースターが通った時は「ああ・・映画だ」と素直に感じいったのでした。
テーマ的にも細部にも、何だか「エヴァ」的な世界を感じたけれど、主人公がもう一度自分の運命に立ち向かってゆくという非常にベタな、それでいて大切なエンディングへの展開は、やはりまぎれもない映画的躍動感に満ちていたのでした。がんばれ安里麻里&南川要一!