42.『ブロークン・フラワーズ』 シャンテシネ

IMAO2006-05-06

このユルいアホさ加減、嫌いじゃないです^^
良く言われる事かもしれませんが、
女より男の方が過去引きずってる事が
多い様な気がします。
だから昔の彼女がどうしたこうしたという話題が結構語られたりします。
そういえばヴェンダースの新作id:IMAO:20060305
にも似とるし、(ジェシカ・ラングまで被っとる)
去年観た映画で、『女は男の未来だ』id:IMAO:20051129
という韓国映画もこんな話題でした。
ま、要するに男ってねー、って話です。ナハハ・・・


ビル・マーレイがかつてのプレイボーイという設定で
訳あって昔の女を探しまわる、というお話なのですが、
映画にしてもスゴい女遍歴であります。
シャロン・ストーンフランセス・コンロイジェシカ・ラング
ティルダ・スウィントン、でジュリー・デルピー・・・・って、ウーム。
ストーリーとか構成そのモノよりも、その女達と会った時の
細かーい演出が笑えます。
懐かしさのあまり(?)ベットインしちゃったシャロン・ストーン
夜明けのブス顔とか、よくやってくれるなー、っていう位酷い顔です。
あれって女の人だったら絶対に見られたくない顔だと思うんですが、
そこはさすがシャロン、やってくれます。
でもそういう細部が無茶苦茶リアル。
二番目に会ったフランセス・コンロイとは旦那と一緒に食事
するハメになって、その旦那が良い人だったりするだけに余計気まずい、
みたいな所、かなり笑えます。あれって実際経験したりすると
結構キツいですからね。
それにしてもジャームッシュの新作でこんなに混んだ事って
あったっけ??