80.『M:i:III』 T-JOY大泉

IMAO2006-07-28

「映画の顔」とでもいうべき人がいます。
その人が出ているだけで、作品が「映画」
になっちゃう様な人。
まあ平たく言えば「スター」ですが、
最近はスターシステムが完全に崩壊してしまって、
そう呼べる人は本当に少なくなりました。
敢えて言うならクリント・イーストウッドですが、
このトム・クルーズも最後の「映画の顔」になれる人だと思います。


という訳で、ストーリーがなんたらとか、アクションが、・・・とか
言わんでも、この人が出ているだけで一応「映画」なんですね。
細かい所ツッコミ出したらキリないですからね、この手の映画は。
でも、やはりトムは期待に応えてくれます。彼は自分が何を期待され、
自分が成すべきか、よう判ってる。
それを逆手に取る様な役(『マグノリア』)とかも上手だしね。


フィリップ・シーモア・ホフマン良いですね。『カポーティ』も楽しみです。
あと、トム・クルーズの仕事仲間の女スパイ役で出ていた
マギーQ、ええ女です。最近は映画界に限らずアジアン・ビューティ
大隆盛で、嬉しいかぎりです。