86.『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』 

IMAO2006-08-09

えーと、今更ながらWOWOWで観ました。


いやー、ひたすらショーン・ペンですね!
こんなに貧乏ったらしいショーン・ペン
こんなに格好わるいショーン・ペン
こんなに卑屈なショーン・ペン
こんなに腹の出ているショーン・ペン


もう虐めて虐めて虐めて犯罪動機に追い込んでゆきます!
やれ、離婚だ!、やれ上司がイジワルだ!、やれ家賃滞納だ!
ここまでやられたらそれは「タクシー・ドライバー」びっくり
の犯罪者にならざるえないでしょう。
でも気持ちが判るって事が映画の基本だ、と僕は思うので
この映画は僕的にはアリです!
当然観終わった後暗くなりますが・・・・
どうでも良いですが、ショーン・ペン、そろそろ監督業も
またやって下さい!僕は監督としてのアナタのファンです!
日本ではあまり知名度ないですが、本当に素晴らしい
あの『インディアン・ランナー』を撮っているのですから。


しかしこんなにあざとい脚本はまるで新藤兼人みたいですね。
『清作の妻』とかも追い込まれる感じが良く出てますよね。