105.『フラガール』 T-JOY大泉

IMAO2006-09-30

色々難癖つけてやろうと、観に行ったのだが・・・
結構良いじゃないかー!!??


いや、細かい事言い出せばキリないですよ。
でも、あんなに頑張ってる松雪泰子蒼井優
その他大勢のフラガール達の吹き替えなしの
ダンス観ちゃったら、もう何も言えません!
映画はそこに映っているモノが面白かったり
本物だったりすると、それだけで説得力がある。


映画を撮る、という作業で一番難しいのが
実は環境を作る、という事だったりすると思う。
この映画で言えば、演者が全員踊れる様にする為には、
それだけ役者を拘束出来る時間やお金や情熱が必要になる訳です。
そういう意味では、やはりプロデュースが素晴らしいと思う。
日本映画でコレをやれるのは結構大変な事なのだ。
でも、それを改めて評価するべきかどうか、って言われると
辛いですし、アカデミー賞に持っていく程か?とも思う。
本音を言えば、こういう映画が当たり前になってもらいたい。


あ、結局難癖付けてます。嫌なオヤジですね^^
でもこの映画で蒼井優には惚れました!
最初登場した時に、いきなり訛ってます。
いや、そういう役だから訛ってるんですが、それが
この娘の「昭和感」に見事にマッチしてます。
で、この娘が全力でフラダンス踊っちゃうんだから、
それはファンになるな、っていう方が無理でしょう!?