『チャーミング・ガール』他

IMAO2006-11-10

あまり一日に二本とか観たくないのですが、
また忙しくなってしまいそうな感じなので、
行ける時に行こうと。
最近ホントに映画館の回転が早くて困ります。
ちょっと忙しくなるとチケット無駄にしてしまう事多くて・・・


■117.『チャーミング・ガール』 イメージ・フォーラム


で、この『チャーミング・ガール』ですが、
まあ判らんでもないですが、地味な映画ですな。
同じ韓国でもホン・サンスとかの方がよっぽどウリが
あるんではないでしょうか^^
でもつらつらと思い出してみると良い所も結構あった
と思います。特に主人公の地味な生活の細部の描写とか。
っていうかそれだけ見せたい、みたいな映画ではありました。
そういう部分って結構描くのが難しいし、大した演出力は
感じるのだが、何と言うかもうちょっとパンチが効いた部分
が欲しい様な・・・・・
それにしても韓国映画観てると必ず韓国料理食いたくなります^^


■118.『幸福のスイッチ』 テアトル新宿


学生時代、就職してからもずーと自主映画を地道に
撮ってきてNHK中学生日記や数々の短編などをこなし、
そしてついに実質的なメジャーデビューとなる安田真奈の作品。
なかなかファイトとしたたかさのある、お姉様なのであります。
この人、某大手電機メーカーに勤務していて、その時地方の
電器屋さんとかを周った経験等が、この映画に生かされて
いるそうな。
まー、話はどちらかと言うと、それこそ中学生日記レベルだし、
画も映画っていうよりはどちらかと言うとテレビっぽいし、
ビデオ撮影である事がそれに拍車かけてる部分もあるし、
と文句付けだすと色々あるのだけど、なぜか許せてしまう、
って何なんでしょうね???
ふるーいアイロンとか直してくれる地元に根ざした電器屋
さんのお話なのですが、それがやはり安田真奈の「実感」
として感じられたのが良かったのかもしれないな。
良い意味でそこにウソがない、って感じがした。


キャスティング良かったですよ。
上野樹里、最近三枚目役が板についてきちゃったね。
本上まなみ、この映画みたいに本当に今おめでたなんだよね。
中村静香、初めて見る娘だけど、元気あって良いね。
沢田研二、じゅ、・・・ジュリー・・・・
ま、でも最近は歳のせいか主人公の若い世代よりも、
オヤジの沢田研二のキモチが判ったりします。
モノは大事にせにゃあかんよ、とか、仕事はキチンとこなそうよ
とか、娘いたら結婚資金貯めたりしちゃうだろーなー、とか^^
どうでも良いんですけど、ウチにもむかーしの彼女が残して
いった古ーいアイロンがあって今も大事に使ってます。
やはりモノには魂が宿ると言うしね。
というよりアイロンかける様な事って年に一回あるかどうか
っていう生活ではあるんですけど^^