129.『サラバンド』 ユーロスペース

IMAO2006-12-08

ベルイマン、生きてたんですね!?
って感じですが、最近ホントに高齢化社会です。
イーストウッド76才なんて、ベルイマン
オリヴェイラに比べたらまだ「若造」ですか??


冗談はともかく結構シビアなお話であります。
ま、ベルイマンなだけにそれは昔から変わらないのですが
画作りとか含めて、その圧迫感に過呼吸になりそうでした^^
例え親子であっても憎しみ合う事もあればなじり合う事もある。
そういう事を延々とやられちゃいます。
秋のソナタ』の時は母と娘の設定だったので、こちらもまだ
安心して観ていられた部分もあったのですが、今回の設定
では父親と息子。もう他人事ではいられません。
ま、話が苦手だって事もあるのですが、芝居のテンションとか
もちょっと演劇っぽくてノレませんでした。でもカメラ目線の
使い方とか女の撮り方とかやっぱベルイマンって感じです。


そういえばこの翌日、日仏会館でフィリップ・ガレルベルイマン
の二本立てという結構シビアなモノもやっていて、『自由、夜』
も『不良少女モニカ』も二本ともぜひともスクリーンで観直した
かったのですが、寝不足と雨の為断念・・・・・むー。