43.『主人公は僕だった』 T-JOY大泉

IMAO2007-05-19

アイディアも面白いし、まあ落ち着く所に落ち着いたって感じの映画だが、もうちょっとスッキリ出来そうな気もするんだなー・・・というか「溜め」と「押し」のバランスが悪いのかもしれない。特に恋愛の話はもうちょっと溜めてほしい。恋愛に前戯は必須でしょ。この監督確か『チョコレート('01)』の人だよね。あの映画もなんかいきなりって感じのエッチシーンとかだったしなー。
マギー・ギレイホールって、よー判らんがカワイイ魅力がある。顔立ちはちょっと不思議な顔だが。ダスティン・ホフマンの大学教授の役はいらないと思う。大体この人の演技はいちいちが鼻につく。この話は主人公と小説家、そして恋人の話に集約した方がコンパクトにまとまったと思う。タイトルバック等のVFXデザインはポップでオシャレ。ああいうデザインセンスは(広告ではあるけど)日本映画ではまだまだ。