24.『アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生』

IMAO2008-02-22

正直、ドキュメンタリーとしてはイマイチだけど、最近趣味で写真をやっている事もあって、観に行きました。
でも一人の芸術家の人生としてはなかなか面白いと思う。なにしろこの映画を観て初めて知ったのだが、アニー・リーボヴィッツってあのスーザン・ソンタグと付き合ってたんですね?!やはり才能が才能を呼んだ、という事か・・普通付き合おうと思ってもなかなか付き合える人じゃないですからね。ソンタグが書いた『写真論』はロラン・バルトの『明るい部屋』と並んで最も美しい写真についての本だと思う。ちょっと不満だったのは、写真についての映画なのだから、最終的にフィルムで上映するのなら、写真の所だけでもビデオじゃなくスチールに入れ替えて欲しかったと思います。ま、予算上の制約でしょう。
で、この映画観るのに実は約6,500円ほどかかっています。というのも私は都内の移動は大体チャリなのだが、この日映画を観終わったらチャリがなかったんですね。そうです、「撤去」の憂き身に会いました。チャリの引き取り料金が2,000円、切断されたワイヤーロック代が3,000円、映画料金が1,500円という内訳です。でもねー、何か釈然としないモノがあるんだなー。私のロードレーサーにはスタンドが付いておりません。そういう自転車もちゃんと安全に停められる駐輪場が渋谷のど真ん中にあるでしょうか?え、反省してないって?ハイハイ、悪かったのは私なんですが・・盗まれたよりはマシだ、と考えるべきなのでしょうな?