2008年の映画

2008年の、あくまで個人的に気に入った映画。観た順番で並べてあります。特に順位なし。

■『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』:血はティム・バートンの香水?!
■『人のセックスを笑うな』:結局二回観とるし・・
■『かつて、ノルマンディーで』:映画への愛というよりは「静かな執念」を感じました
■『ペルセポリス』:これ2007年の映画かな?
■『4ヶ月、3週間と2日』:シビアでクールだね
■『接吻』:ほとんどホラー映画だ!?
■『ノーカントリー』:ホラーというよりある意味ギャグ!?
■『CONTROL コントロール』:正当的な演出は好感持てました。今時モノクロも好きだね。
■『フィクサー』:死につつあるアメリカ映画の残影
■『イースタン・プロミス』:裸一貫とはこの事だね!?
■『ぐるりのこと』:丁寧で真摯な映画ではないでしょうか
■『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』:骨太な映画を撮る様になったなー・・
■『イントゥ・ザ・ワイルド』:バカな青年の話だが、良い歳してそれを撮るショーン・ペンは凄い
■『ダーク・ナイト』ある意味ホントに怖い映画ですね・・今時70ミリで映画撮るってバカなのも良い
■『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』:どこを切っても出てくるのは映画汁!久しぶりに観た『赤い風船』も素晴らしかったです。
■『僕らのミライへ逆回転』:ふざけている様でプロの技
■『トウキョウソナタ』:まさか炊き出しが現実のモノになるとは・・
■『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』:「動物ドキュメンタリー」みたい。作られたフィクションという意味で・・

2008年は映画面白かったですよ。100本前後しか観ていないのに、もう一度観てみたい作品は20本近くあるのは、やっぱり映画が面白かったからでしょう。でもその「面白さ」がほんとに「楽しい」とかじゃなくなっているのはやっぱり時代のせいか、歳のせいなのしらん?心の底から笑えなくなっている様な気もするし、笑っていてもどこかで裏を読んでしまう様な空気を感じています。それは特にアメリカ映画に感じる事で、上記の作品の中にもたくさんアメリカ映画はあるのに、感動した作品は少ない。これが良い事なのか悪い事なのか、それともそのどちらでもない事なのか、時代がいずれ証明してくれるでしょう。