40.『アバンチュールはパリで』 シネカノン有楽町

IMAO2009-11-04

仕事で10日間ばかり韓国に行っていたから、という訳ではないでしょうが、韓国映画が続いています。ホン・サンスの新作ですね。この人の作品はこれを含めて確か二本目ですが、気の抜けたコーラみたいな感触です。旨いと感じるか、不味いと感じるかは観た人次第。でもちゃんと糖分とカフェインは含まれてます。
多分全編デジタルなのですが、この映画は基本パンフォーカスなので全然気になりません。というかこういうのもアリなんだ?というズームの使い方とか、抜けている様でちゃんとした設計が映画全体に行き渡っています。でもそれをこれみよがしでなく、何となく撮っちゃいました的なノリに仕上げられるのが、この人のスゴい所なのかもなー。まあありきたりですが、パリに行きたくなりました。一度しか行った事ないけど。