1.『人生の特等席』 銀座シネパトス

IMAO2013-01-04

最終日という事もあって観に行く。この映画はイーストウッドが演出はしていないが、もはや存在そのものが映画のアイコンたるイーストウッドが出演している、というだけで彼の映画になっている。
でもイーストウッドが演出した時ほど毒気はない。それが良いかどうかは好みの問題だが、予告編通りの作りで、皆をそこそこ感動させる作品を作るのは実はそれはそれで高等技術を必要とする。それに今時これほどアメリカ的な映画も少ない。そういう意味では非常にウェルメイドな映画だと思う。
マルパソプロダクション製作なので、トム・スターンを始め主なスタッフはイーストウッド組。撮影も当然フィルム。エンドクレジットにはFUJIFILMの文字。あと何本FUJIの映画が観れるのか?このシネパトスも閉館が決まっているらしい。