2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

81.『ヒポクラテスたち』 日本映画専門チャンネル

大森一樹って何本観てるでしょうか? まあ、何本かは観てるのですが、これは初見。 しかも出だし10分は観逃してます。スンマセン・・・・ でもこれは良かったです。 若々しく、青臭く、本音も見えて、力強い。 こういう作品ってある作家の初期作品にしかあ…

(再)トリュフォー・オールナイト3 新文芸坐

『あこがれ』、『終電車』、『隣の女』、 『日曜日が待ち遠しい!』・・・ いやー、どれも何度も観てますがが、 これからも機会ある度に観たい作品。 久しぶりに大スクリーンで観て、その事を大確認! こんなに美しい映画達があるのに、他に何を観ろ、という…

80.『M:i:III』 T-JOY大泉

「映画の顔」とでもいうべき人がいます。 その人が出ているだけで、作品が「映画」 になっちゃう様な人。 まあ平たく言えば「スター」ですが、 最近はスターシステムが完全に崩壊してしまって、 そう呼べる人は本当に少なくなりました。 敢えて言うならクリ…

78.『ゆれる』 アミューズCQN

西川美和の前作『蛇イチゴ』は未見だが、 この映画を観ただけで、西川が素晴らしい構成力と観察眼 の持ち主である事が判った。 オダギリジョー演じる早川猛はファッションカメラマンとして 東京でそこそこ成功している。小さいながらも事務所を構え、 人を雇…

76.『ラブ☆コン』 銀座シネパトス

原作は未読だし、藤澤恵麻のファン^^、 という事もあって観に行ったのだが、悪くないです。 ま、ギャグも滑ってるし、結構大雑把な脚本ですが、 少なくとも銀座シネパトスの電車の音が気にならない 程度には面白かったです。 背が高いのがコンプレックスの…

74.『ローズ・イン・タイドランド』 恵比寿ガーデンプレイス

どうした、テリー・ギリアム?? 何かワンカット目からノレなかったぞ? 良い意味で狂ってないぞ? いや、本当に狂っているのかも?? それだったらシャレにならんですけど・・・

73.『日本沈没』 T-JOY大泉

いやー、本家本元『日本沈没』から33年ですか・・・ そりゃ、俺もオジさんと言われても仕方ないですな。 ま、それはともかく結構大作感ありますね。 何しろあの平成ガメラシリーズ、 そしてエヴァンゲリオン・シリーズと 日本を破壊させたら日本一!の樋口真…

72.『HOUSE ハウス』 日本映画専門チャンネル録画

自主映画繋がりという訳ではないのですが、 録画してあったこの『HAUSE』です。 一応、大林宣彦ファンのつもりでしたが、 この『HOUSE』は初見です。 しかし、今更ながら大林宣彦の才能に当てられました。 これ子供の時観てたら、絶対に熱出しますね^^ 日…

ぴあ・フィルムフェスティバル 渋谷東急

知り合いが出ている事もあって、 何年かぶりに『ぴあ・フィルムフェスティバル』に。 http://www.pia.co.jp/pff/festival/28th/index.html *70.『Catchball With ニコル』この作品の一番の魅力はやはり脚本の構成力でしょう。 上映後のティーチインで脚本家…

68.『女は二度生まれる』他

*68.『女は二度生まれる』 日本映画専門チャンネル録画 いやー、すっかり若尾文子に参ってます^^ この人の色気というより妖気とでもいうべきフェロモンは 今の女優さんの誰にも出せない凄みがあります。 あと、この映画の山村聡も小津映画や成瀬映画の中…

67.『初恋』 バウスシアター

前半はリズムが掴み切れてない感じがした。 後半、やっと映画のリズムっぽくなってきた。 全体としてみると失敗作だと僕は思う。でも良い所もあると思います。 特にこれは映画そのもの、というよりは 宮崎あおいの今の魅力、という事なのかもしれないけど。 …

66.『デス・ノート前編』 TOHOシネマズ府中

えーと、製作陣に直接の知り合いが多すぎです^^関係者の皆様、ご苦労さまです!! 感想は直接に^^

(再)トリュフォー・オールナイト1  新文芸坐

ドワネルものを連続上映で観れる、 というのも結構贅沢な試みであります。 どれも何回も観ているのだが、こうして全部 連続してみると、やはり希有なシリーズだな、と思う。 特に最後に「逃げ去る恋」まで観ると、その思いは確信となる。 それにしてもトリュ…

65.『キングス&クィーン』 イメージ・フォーラム

待望のデプレシャンの新作だが・・・ うーむ、ちょっと迷いの季節って感じがします。 もちろん詰まらい訳ではないのだが、ちょっと色々な事が うまくかみ合ってない感じがしました。 でも、デプレシャンのミューズ、エマニュエル・ドゥヴォス スゴい迫力です…

64.『お嬢さんに乾杯』 NHK-BS2

木下恵介の初期作品。 僕は木下恵介に疎くて、これがほぼ初見の作品 だと思うのだが、結構面白かったです。 「気負い」や「意気込み」も感じると同時に 初々しさも感じられる一本。 木下恵介の才能もさる事ながら、この映画の原節子! あの原節子の転ぶシー…